Research Preview: Agent

オントロジー内のデータを分析し、原因を見つけ、改善案を提示するAIエージェントをResearch Previewとしてリリースしました。
データを確認することは始まりにすぎません。原因を把握し、対案を検討し、レポートを書き、チームに共有することまで。この一連のプロセスをAIが手伝えると私たちは考えました。
より速く正確な意思決定のために
企業ではすべての人が意思決定を行います。そして、この意思決定にかかる時間は思った以上に多いものです。
意思決定は通常2つの段階で行われます。まず過去を振り返ります。データを見て、指標を確認し、異常があればアラートを受け取ります。次に未来を見据えます。原因は何か、今後どうなるのか、何をすべきかを考えます。
オントロジーや検索、分析、アラート機能は、過去をより速く正確に把握できるよう支援してきました。エージェントはここからさらに一歩進みます。過去を振り返る時間を大きく減らし、未来に向けた方向性まで併せて提示します。
繰り返しの分析や文書作業はAIが処理し、人はその結果を確認してフィードバックを与えながら、人にしかできないことに集中できます。
エージェントができること
エージェントを使うと、ChatGPTやGeminiのようにチャットで業務を指示できます。ただし、一般的な会話とは異なります。エージェントはDeskroomのオントロジーに接続されたデータを直接扱い、成果物まで作り出します。
- データの照会と分析: 「先月CSの問い合わせがなぜ増えたのか分析して」「今四半期の顧客セグメント別の離脱率を比較して」といった複雑な質問にも答えられます。
- 原因分析: 指標に変動が生じたとき、考えられる原因をデータに基づいて推論します。
- 対案の提示: 分析結果をもとに改善の方向性を提案します。現状を示すだけにとどまらず、次のアクションに向けたアイデアも併せて提供します。
- 文書の下書き作成: レポートの下書きやチーム内の共有メッセージなど、手間のかかる文書作業をデータに基づいて自動生成します。
エージェントの設計原則
エージェントは人と協働するように設計しました。今回のResearch Previewには3つの中核となる原則を込めています。
- Planning(計画): 依頼を受けると、どのような段階で進めるかを自ら計画します。複雑な依頼も段階ごとに分けて処理します。
- Clarification(確認): 依頼があいまいだったり、追加の情報が必要だったりする場合は、まず質問します。正確に理解したうえで作業を始めます。
- Execution(実行): 計画した順序で作業を行い、完了した結果を提供します。途中の過程も透明に確認できます。
今後はエージェントにさらに多様な手足を取り付けていく予定です。繰り返しの業務はAIが処理し、人は正しい意思決定に集中できるように。企業がより速く正確な意思決定を下せるよう支援してまいります。